水がなくても感染対策できる災害備蓄キット開発秘話を公開
モレーンコーポレーション(以下モレーン)の新製品開発プロジェクト「Pain!」は、2024年1月に発生した能登半島地震の支援活動を通じて、新たに「モレーン災害時用感染対策備蓄キット」と「モレーン嘔吐物処理キット」を開発しました。
本キットは災害時の水が使えない状況下、避難所など多くの人が集まる空間の感染対策に役立つものです。
一般の方にも感染対策の大切さを
「標準予防策」は身近なものである医療従事者の方には周知されていますが、一般の方にはあまり知られていない言葉です。
例えば、血液や体液には感染リスクがあります。自分の傷口を触った手、体液のついた手で他の人に触れれば、感染の可能性があります。
分かっているようで日常的に意識しにくい現実を踏まえ、私たちは「標準予防策」という言葉を広く浸透させたいと考えています。
「命を守る」につながる
今回のキット開発を含めたモレーンの活動は「命を守ること」につながっています。
災害はどこでも起きる可能性がありますが、個人や施設での備蓄が十分に行われていないことは想像以上に多いのではないでしょうか。
災害時は個人での備蓄も大切ですが、個人の力だけで賄えないケースが多くあり、感染対策製品を普段から備えている自治体や病院もまだまだ少ないのが現状です。
感染対策において大切なのは、日頃からの備えです。
今回のキット開発が備蓄の大切さを少しでも伝えるきっかけとなり、そのための議論が施設や組織の中で増えることを願っています。
詳細は下記をご覧ください。
▼インタビュー記事はこちら
感染対策のプロから備蓄の大切さを伝えたい。~災害時、水がなくても感染対策できる備蓄キット開発の裏側~