災害時におけるモレーンの感染対策(MDAT)
■ MDAT (Moraine Disaster Assistance Team) とは?
災害発生時に、被災地の担当部門長がチームリーダーとなり、被災地の感染管理担当者、日本環境感染学会災害時感染制御チームDICTと連携しながら、被災地での感染制御を実施する緊急チーム。
対策本部は東京本社に設置し、支援物資の供給だけでなく、必要に応じてチームを現地に派遣する。
■ モレーンの役割
以下2点をモレーンの役割として、MDATは活動をします。
- 感染予防製品の迅速かつ持続的な供給。
- 正しい使用方法を伝え、感染を予防する。
■ 被災地で感染予防が重要な理由
モレーンでは以下2つの点で被災地での感染予防が重要であると考え、MDATの活動を行っております。
- 公衆衛生基盤が破壊され、感染症のリスクが増大する
– 上下水道へのダメージ
– 居住環境の悪化(密集した避難所)
– 病原性微生物、害虫、媒介動物のコントロールの悪化 -
災害弱者が発生する
– 体力が消耗(免疫力の低下)
– – 睡眠不足
– – 栄養不足
– – 精神的ストレス